軽井沢でPimax8KX開封の儀

Pimax8KX

 旧中山道をたどるキャンピングカーの旅に出て、深谷宿から本庄宿、板鼻宿、安中宿、松井田宿、坂本宿を辿り、碓氷峠を超え、軽井沢宿に到着しました。天気が良くなったので、中軽井沢にある湯川ふるさと公園で、キャンピングカーに積んできたPimax8KXの開封の儀を執り行いました。
 屋根付きのベンチで荷物を広げているので、なにをやっているのだと家族連れに笑われています。

Pimax8KX荷姿

 約40×40×20cmの段ボールで、中身は本体のみの様です。

ぷちぷち
Pimax8KX化粧箱

 段ボールの中は、プチプチに包まれた黒い化粧箱です。化粧箱は、Pimax8Kよりちょっと高級な感じです。

Pimax8KX本体と挨拶状

 化粧箱を開けると、8KX本体の上に紙切れが1枚。Pimaxチームからの挨拶状です。8KX本体は、薄いプラスチックのケーシングに収まっています。ケーシングは、箱に固定されていて外れません。

ケーブルのリールとリール外箱

 ケーブルは、厚紙製のリールに巻いてストラップの間の小箱に入れてあります。ケーブル端子が入っているケーシングの穴の中に小さな箱が入っていて、その中にセッティング法の解説カードがあります。

 本体は青いラバー状のコーティング仕上げで、8KXの黒いプラスチックより見てくれが良くなっています。右上面のスイッチボタン類と正面のLEDイルミネーション窓は銀色です。(8Kは青い乳白色のプラスチック)


 モジュラーオーディオストラップとカンフォートキットの大型のフェイスパッドが付属しています。8K、5K+は、布のストラップのみで、ヘッドホンもなく、VIVE用のデラックスオーディオストラップ(DAS)を流用して、3Dプリンターで出力したDASアダプターなどを使ってむりやりくっつけていたのですが、やっとVRヘッドセットとして完成した形になりました。

 左右にヘッドホン用の出力端子があり、ヘッドホンの入力端子(銀色のスティック)が刺さっています。

 PCからのケーブル(DisplayPort、USB、電源一体)は、本体左側上部にポートがあります。ケーブルは、着脱可能ですが、フェイスパッドのブラケットを外さないと抜けないようになっています。左側のストラップに沿って後ろにケーブルが流れるように、ゴムの支持具がついています。

 リジッドなストラップは、後ろのノブを回転させて締め付けます。フェースパッドは、8Kよりも大きくなっています。ストラップの後ろにも大きなパッドがあります。ストラップは、非常に快適であると皆が言っているので、期待が持てます。ただ、フェイスパッドは、ミロドンの顔よりやや幅が広く、両脇から光が若干漏れます。

 フェイスパッドは、薄型、厚型の2タイプが付属のはずなのですが、箱に入ってていませんでした。サポート・チケットを切らなきゃなりません。

 ストラップは、デラックス版を注文したのですが、届いたのは標準ストラップでした。デラックス版のヘッドホンは、後送の様です。標準ストラップは、耳の上に来る丸い部分にスピーカーがあり、下の小さな穴から音が出ます。

ストラップを最上部まで上げた状態

 レンズ前には、黒い厚紙製の保護カバーがあり、そのカバーにPimaxのサイトやヘルプのURLが書いてあります。水平170°の視野角(FOV)を得るための巨大なレンズは、フェイスパッドの中のほとんどを埋め尽くしています。レンズは、8Kと同じようです。

 カンフォートキットのフェイスパットは、おでこの部分が巨大です。

 レンズの間に鼻カバーのゴムフラップが付いています。鼻の間から光が漏れ込むのを防ぐためです。

 IPD調節用のダイヤルが右下にあります。これは8Kと同じです。ダイヤルの上のコードとプラグは、ヘッドホン端子です。

 ストラップの固定ヒンジ(ヘッドホン端子の上部)は、プラスチック製のものと金属製のものがあります。ミロドンの8KXは、金属製の様です。

 当初はプラスチック製で、強度や安定性にやや問題があったため金属製に変えたのですが、金属製のものは可動範囲が狭く、頭の形によってはストラップの後部を十分に下に降ろせないため不評で、再度改良型のプラスチック製に変えたようです。金属製を受け取った人で、不都合があた場合は、フォーラムで注文ナンバーを書き込むか、サポートチケットを切るとプラスチック製を送ってくれます。

下面には、USBのコネクターがあります。8K、5K+は、USBコネクターが上部下部に2つある(上のはフェイスパッドに隠れている。)のですが、8KXでは、基板上にUSBの余地がなくなったため、下面のみの1個所となっています。
 ミロドンは、ハンドトラッキング・モジュールとアイトラッキングを両方使いたいので、これはちょっと問題です。

 4つ並んでいる穴は、外側が本体の固定ねじ(パネルユニットの固定用?)で、内側がハンドトラッキングユニットの固定用ねじ穴です。

 白い小さなラベルは、機種名とシリアルナンバーです。

 ケーブル先端の端子は、ディスプレーポート(DisplayPort)とUSB3.0、USB2.0の3本に分かれています。DisplayPortは映像用、USB3.0は信号と音声用、USB2.0は電源用です。8K、5K+は、DisplayPortとUSB3.0と電源ジャックの3本で、給電のため電源アダプターが必要でしたが、8KXは、給電がUSB2.0なので、PCに刺すだけで簡単になっています。

 ケーブル長は、5mです。

 頭頂部のベルトには、Pimaxの文字が入っています。

 化粧箱のケーブルの先端が入っていた穴の中に小箱があり、セッティングの簡易説明書(英語)とレンズ拭きが入っています。

 Pimax の挨拶状です。

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