Pimax8KXで大画面ビデオを楽しむには４Ｋソースが必須です。４KといえばYouTubeですが、登録チャンネルの大半が1080Pだったことを思い出して、Pimax 8KXで鑑賞可能かどうか慌ててチェックしました。ファーストインプレッションで「ブルーレイ（1080P）は過去の遺物」と宣言したミロドンです。
結論：1080Pは８KXでは見ない、今まで通り40インチで見る
結論として、やはり1080Pのチャンネルのほとんどは、画質の劣化が大きいので、８KXの大画面で観賞するには無理があります。一部に何とか鑑賞に堪えるチャンネルもあるのですが、なぜか、大画面で見る必要がないチャンネルです。
大画面で観賞するのは４Kのチャンネルのみにして、新しい４Kのチャンネルを探して、登録チャンネルの再構築をしようと思います。1080Pのチャンネルは、今まで通り40インチ４Kディスプレーで見ることにします。
40インチも４Kですから、1080Pでは画質の劣化があるのですが、視聴距離が大きいので、さほど気になりません。YouTubeは、大抵、ベッドに寝転がって見るので、距離は２ｍ程度です。近づいて見る時でも１ｍ程度です。
ミロドンが大画面で見たいジャンル別登録チャンネル
登録しているチャンネルのジャンルごとにチェックしました。
MMD＝ミクミクダンス
ミロドンが大のお気に入りのミクミクダンスです。MocuMocuDanceでVRでダンスしていますが、もちろんYoutubeでも見ます。
MMDは、４Kのチャンネルがたくさんあります。最近は、４Kのほうが主流ではないかと思います。従って、MMDの登録チャンネルは、ほとんど４Kです。８KXの大画面を目いっぱい堪能しています。
例外として登録している1080Pのチャンネルは、モーション職人さんがモーショントレースの手順を説明しているチャンネルや、モデル・ダンスモーション・ステージなどのダウンロード先を明示しているチャンネルなどです。
一般のダンス
ミロドンが登録しているチャンネルは、MMDのダンスモーションの元となっているダンス、Ｋポップス、キッズダンス、インド・ロシア・アイリッシュなどの民族色のあるダンスとか雑多です。スタジオ・ロケ、舞台や発表会、路上、競技会、練習風景など撮影形態も雑多です。
悲しいことに、このジャンルは、４Ｋの登録チャンネルは数チャンネルで、他の1080Pのチャンネルは画質の劣化が激しいものが多くほとんど全滅です。
ダンスのチャンネルは、同じ1080Pでもチャンネルごとの画質の差が激しいです。また、同じチャンネルでも、撮影条件により画質に大きな差があります。そこそこの画質で、大画面でもなんとか我慢できるレベルから、480Pかと思うようなボケボケのものまで、混在しています。撮影機材、照明の条件、撮影者の技量、撮影距離などが、大きく影響するようです。特に、舞台などは、照明条件が悪い事が多いので、画質が極端に悪化するようです。
登録チャンネルの中には、もともと1080Pだったのに、何時の間にかに４Kになっているものがありました。また、ダンスのチャンネルでも４Kのチャンネルが増えているようなので、新しい４Kチャンネルを探して登録チャンネルの再編成をすることにします。
Pimax 8Kの大画面で見る４K画質のダンスは、本当に奇麗です。
飛行機
ミロドンが登録しているチャンネルは、３つのジャンルに分かれます。①空港での民間機の撮影、②第二次大戦機、③ホームビルト機や小型機の紹介です。
空港撮影は、j-sky on YouTubeなどの美しいチャンネルがあります。８KXで迫力の映像を楽しめます。
第２次大戦機は、残念、ほとんど全滅です。1080Pのハンディーカムでの撮影が多く、画質がかなり劣化しているチャンネルがほとんどです。ホームビルト機も同様。
慌てて、YouTubeを検索したら、４Kのチャンネルがあって一安心。
ドローン空撮
ドローンの空撮は、最近の撮影用ドローンは４Kカメラなので、どのチャンネルもOK。美しい空撮を８KXの大迫力の画面で楽しめます。
ミロドン所有の DJI Fantom ３（旧型機です、最新機はFantom 4）は、2.7K: 2704 x1520 30P だけど、1/2.3インチなので結構ボケボケになる。自分で撮った空撮が、Pimax ８KXの大画面できれいに見られないのが悲しい。
キャンピングカー
キャンピングカーのチャンネルは、①キャンピングカーの車を紹介するチャンネル、②キャンピングカーやバンなどで旅をしたり生活している人のチャンネル、③キャンピングカーの自作チャンネルに分かれます。
これも、登録してるチャンネルはほとんど全滅。それほどひどい画質のチャンネルはなく、そこそこの画質のチャンネルが多いのですが、８KXの大画面で見るにはもう一歩というところです。
キャンピングカーではないですが、イギリスの運河を旅するナローボートの登録チャンネルは、４Kでした。
サイクリング
サイクリングは、大画面で見るためではなく、室内でやるフィットネスバイクに乗るときにスタンドアローンのヘッドセットを使って見ています。
この手のビデオは、自転車のトレーニング用なので、自転車の前に大画面を置いて漕ぎながら見ている人が多いようです。４Kのチャンネルが結構あります。
せっかく４Kなのに、フィットネスバイクで８KXを使うのは、ちょっと大げさですし、フィットネスバイクを８KXのプレイルームに持ってくることも出来ないので、ちょっと悔しい。
子供や家族
このジャンルも全滅。ほとんどが、素人がハンディーカムやスマートホンで撮ったチャンネルですからしょうがないのですが。これは、ホントに悲しい。
乗り物・兵器
チャンネル登録はしていませんが、Youtubeで結構見るジャンルです。ミロドンが見るのは、船、ヨット、戦車などが主です。大画面で見れば迫力があるジャンルですが、今まで４K画質であるかどうかは、あまり意識していなかったので、どのぐらい４Kのチャンネルがあるかは不明です。要調査。
大画面がいらないチャンネル
VRヘッドセットやPC・パーツ、ゲーム、カメラ、飛行機、その他のガジェットを紹介するユーチューバーのチャンネルは、大画面で見る必要を感じません。登録数は、めちゃ多いです。
ミロドンが登録しているチャンネルは、おっさんが、得々と語るだけのチャンネルですから。おっさんの顔を大画面で見ても、何も楽しくありません。 登録したチャンネルの中で、女性ユーチューバーのチャンネルが１つしかなかったので驚きました。
ところが、この手のチャンネルは、何故か、画質が比較的に良いのです。ちょっと画質が劣化していますが、大画面でもそれなりに見れる画質のものが多いのです。
見てもしょうがないものが画質が良くて、大画面で見たいジャンルのチャンネルの画質が悪いので、ミロドンは、ちょっと悲しくて、うなっているのです。
1080Pのチャンネル、画質の違いが大きい理由
うなっていても、しょうがないので、同じ1080Pでも画質が大きく違う原因を考えてみました。
画質に影響する３つの条件
① 一番に考えられるのは、やはり、撮影機材と撮影者の腕の違いです。素人がハンディーカムやスマホで撮った映像より、プロやハイアマチュアが、高級な機材を使って撮ったものの方が画質が良いのは当然です。
特に、撮影条件が悪い時ほど、機材と腕による差が大きく出ます。
② 二番目は、なんといっても、撮影条件、特に照明が決定的に重要です。登録チャンネルを見比べていて、照明がきちんと設定されているスタジオで練習しているときの映像は、８KXの大画面でもそこそこみられる程度にきれいなのですが、照明が悪い舞台のリハーサルでの撮影では、同じ人が同じ機材でとっているのに画質がガタ落ちになるサイトがありました。違いは、照明です。照明の重要さを改めて示してくれるチャンネルでした。
ミロドンが登録しているダンスのチャンネルは、撮影条件が悪い所で、素人が撮影しているものが多いので、照明が悪いと、もう、ボロボロになります。
③ 三番目は、撮影距離や画角です。別のチャンネルですが、ダンサーの顔のアップでは、そこそこ良い画像だと思っていたのですが、ズームで引いて全身を映すと画質が格段に落ちると感じられました。アップにすると、解像度が低くても見られる画像になるのです。
大昔のデジタルカメラ黎明期を思い出します。今は、画素数が2000万画素だ4000万画素だという時代ですが、デジタルカメラが出現した当時は、20万画素とか30万画素でした。
当時のカメラで遠景を撮っても、パソコンのディスプレーで見ると、何を撮っているのかわからないほどボケボケでしたが、人の顔を画面一杯に顔がはみ出すぐらいにアップにして撮ると、そこそこ見られる写真になりました。一時期は、人の顔のどアップばかり撮っていました。
これ以外にも、画質に影響する要素は色々ありますが、この３つが一番影響が大きいとミロドンは思っています。
おっさんチューバーの画質が意外に良い訳
1080Pの映像の画質に影響する要素を３っつに整理して考えてみると、ミロドンが登録しているおっさんチューバー達の1080Pの画質が、意外に良い理由の説明が付くような気がします。
① 撮影機材と撮影者の腕： ミロドンが見るおっサンチュバーは、いわゆる蘊蓄チャンネルです。ガジェットに対するこだわりを熱く語る人たちなので、自分の機材もこだわっています。カメラは見えませんが、見えるマイクなどは高級品です。カメラもこだわり抜いた高級品を使っていると想像して間違いはないでしょう。
② 照明： おっサンチュバー達は皆、YouTube専用の撮影スタジオを構築しています。照明もセオリー通りにきちんと設定しています。
③ アップでの撮影： 大抵のチャンネルは、バストアップ位の近距離からの撮影です。アップなので、画質的に有利になります。
1080Pで、解像度が不足していても画質の劣化を出来るだけ小さくする３つの条件を全部クリアーしているので、画質が意外に良くなるんではないかと思います。
アダルトビデオ、1080ｐの画質について要調査
こうして見ると、アダルトビデオもこの3つの条件を満たしています。
①プロがプロ用機材で撮影
②プロが設定した照明
③画面の横一杯に寝たモデルから局部のアップまでの短い撮影距離
４Kよりは劣るでしょうが、８KXの大画面でそこそこ鑑賞出来るかどうか、要調査です。和物のアダルトビデオは、４Kはほとんど無いので、1080P が使えるかどうかは重要です。
